Lawnbowls

ある在野の文学研究者の行動記録。

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更新再開のお知らせ
 しばらく休止していたBOLGの更新を今日から再開します。当面は週2回前後の不定期更新となりますがご了承ください。
| 84oca | お知らせ | 08:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
一時休止のお知らせ
筆者体調不良につき、しばらく更新を休止します。体調が回復次第、8月下旬を目処に更新を再開する予定です。

楽しみにしていただいている皆様にお詫びを申し上げます。
| 84oca | お知らせ | 21:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
Aニュースに記事を投稿しました
 Aニュースのウェブライターに登録されてから初めての記事を投稿しました。

兵庫県伊丹市の新図書館“ことば蔵”へ行ってみた
| 84oca | お知らせ | 19:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
現在の研究テーマ
 と言う訳で、今日から本格的にBLOGを指導させます。まずは4月に「在野の文学研究者」を名乗って、最初に選んだ研究テーマについて。

 皆さんはヒュー・ロフティング(Hugh Lofting, 1886 - 1947)と言う人をご存知でしょうか? ご存知無い方でも、この人が書いた『ドリトル先生』の名前は聞いたことがあると思います。そう。19世紀前半、ヴィクトリア朝時代のイギリスからアフリカ、南米、そして月世界まで冒険する世界でただ一人の動物の言葉が話せるお医者さん、ジョン・ドリトル(John Dolittle)先生を主人公にしたお話です。ロフティングは、この『ドリトル先生』のお話の作者です(挿絵も全巻、本人が描いています)。



 しかし、不思議なことに『ドリトル先生』の物語はとても有名で子供から大人まで多くのファンがいるにも関わらず(岩波書店によれば1951年から2010年までに、シリーズ全巻の累計で512万部を発行しているそうです)、作者のロフティングという人のことは余り知られていません。これは日本に限ったことではなく、彼が生まれたイギリスや結婚して『ドリトル先生』を書いたアメリカでも同じような状況だそうです。それでもイギリスでは1968年に、アメリカでは1992年に彼の伝記が1冊ずつ出ています。日本でも一応、岩波書店版のシリーズ第1巻『ドリトル先生アフリカゆき』の巻末などに簡略化された経歴は記載されていますが『不思議の国のアリス』を書いたルイス・キャロル(Lewis Carroll、 1832 - 1898)や『シャーロック・ホームズ』を書いたアーサー・コナン・ドイル(Sir Arthur Conan Doyle、 1859 - 1930)、また『星の王子さま』を書いたアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(Antoine de Saint-Exupéry, 1900 - 1944)などに比べると、作品の人気に比べて驚くほど伝記が少ないのです。
 そうなってしまった理由はいくつか有って、一つは米英で主に『アフリカゆき』の描写が人種差別的だと非難され、1970年代にほとんどの作品が絶版になってしまったことと、もう一つは彼がイギリス出身ながら文筆業に身を投じたのはアメリカへ移住してからなので、どちらの国からも「外国の作家」のように見られ「国民的作家」として扱われていないことの二点が大きいようです。それらの事情で余り彼の生涯については研究されて来なかったのですが、日本では2008年5月21日に著作権保護期間(戦時加算含む)を満了し岩波書店以外からの出版社からも何社か新訳が刊行されるようになりました(1巻『アフリカゆき』、2巻『航海記』、5巻『動物園』に関しては2008年以前から岩波書店以外の出版社も刊行しています)。
 まず、2009年のポプラポケット文庫版。

ドリトル先生 (ポプラポケット文庫)
ドリトル先生 (ポプラポケット文庫)
ヒュー ロフティング,小林 みき


 次に、2011年より岩波版以来50年ぶりの全巻訳を目指して刊行継続中の角川つばさ文庫版。



 このように「『ドリトル先生』も『アリス』や『ホームズ』、そして『星の王子さま』と同じような日本語訳の“読み比べ”が本格的に出来る時代になったのに、作者の情報が余りにも少ないのはどうなんだろう?」と疑問に感じたのが、ヒュー・ロフティングの伝記を書こうと思った出発点です。
 作品論、そして作品の世界観に関する本格的な解説書は、近年になり小説家で英文学者の南條竹則氏が2000年に文春新書で『ドリトル先生の英国』を上梓され、2011年には国書刊行会より増補改訂版『ドリトル先生の世界』が刊行されました。



 そこで、未だ補完されていない作者の研究をしようと思い、現在も伝記を書き進めているところです。本BLOGでは当面の間、伝記の方に盛り込むことが出来ない詳しい作品解説(もちろん『ドリトル先生』以外の作品も、日本語訳が刊行されていないものを含めて存在します)を中心にお届けしようと思っています。
| 84oca | お知らせ | 01:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
新BLOG立ち上げ
 初めまして、もしくは御無沙汰しております。

 7年近くに及んだ東京での生活を終えて帰郷したことと、いくつか管理していたサイトがサービス終了で閉鎖されたことを契機に以前のBLOGを整理し新しいBLOGを立ち上げました。このBLOGの名前"Lawnbowls"は、日本語に訳すれば「玉転がし」です。書いている本人にもこの先、どこへ転がって行くかわかりません。

 昨年6月に某商工組合事務局の法務担当を退き、年末に兵庫県へ帰郷したもののこの不況の中では再就職もままならず、一念発起して在野の文学研究者となりました。現在、最初の研究成果を公表すべく鋭意、執筆を進めているところです。このBLOGでは作業報告やその他の思ったこと、古今東西を問わず作品紹介などをして行くつもりです。
| 84oca | お知らせ | 02:18 | comments(0) | trackbacks(0) |


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